ご使用にあたっての注意
バッテリーについて
湿気の多い場所や水がかかる可能性のある場所では使用しないでください。
落下や強い衝撃を与えないようにしてください。故障やバッテリーの損傷につながる可能性があります。
バッテリーの寿命は使用頻度によって変化します。
https://www.baj.or.jp/battery/safety/safety16.html
キーキャップ・ケースなどの素材の取り扱いについて
3Dプリント製を多用しています。製法の都合上、製品ごとのばらつき・傷等が生じる場合があります。
特にキーケット販売分はキーキャップの寸法が大きめに出てきてしまっています。予備を多めにつけていますので、動きが渋い場合はつける場所を変えたりして対応お願いします。
デフォルトキーマップについて
poached-eggsではデフォルトで以下のようなキーマップを設定しています。
デフォルトレイヤー
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特に何もしていない場合はここに書かれている文字が入力されます。
一般的なQWERTY配列を基本にしています。製作者の好みが大いに反映されているため、
必要であれば後述するZMKStudioを使ってカスタマイズしてください。
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ここでMOと書かれているキーを押すことで、押している間はレイヤーを切り替えることができます。
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例えばMO(1)と書かれたキーを押している間は、
他のキーを押すとレイヤー1に記されている文字を入力することができます。MO(2), MO(3)も同様です。
レイヤー1
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数字や記号などを設置しています。
poached-eggsはキーが縦に4行しかないため、数字を入力するためにはレイヤーを移動する必要があります。
レイヤー2
レイヤー3
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Bluetooth接続に関連するキーが配置されています。
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Unlockは後述するZMKStudioに接続するためのキーになります。
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'BT1'〜'BT5'まで5個のデバイスを覚えておけます。
接続をリセットしたい時は、対象の'BTx'をアクティブにした状態で'BT Reset'を押してください。
キーマップの変更
poached-eggsのキーマップは2通りの方法で変更することができます。
ZMKStudioを使えば画面上で簡単にキーマップを変更することができます。
ただ、ZMKStudioは正式版が公開されて間もないため、まだまだ使いにくい部分も多いです。
もしGitHubの操作に抵抗がない場合は、GitHubActionsを使った.keymapファイルからのビルドも選択肢になります。
ZMKStudioを使う場合
ZMKStudioを使う場合は、以下の手順で書き換えを行なってください。詳しくは公式ドキュメントを参照してください。
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poached-eggsの左側をPCに接続します。(ダウンロード版の場合は、Bluetoothで接続できるようです。)
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https://zmk.studio/ にアクセスします。(もしくは、こちらからアプリをインストールしてください。)
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レイヤー3の'Studio Unlock'を押します。
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接続方法を選択します。
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接続したデバイスを選択します。
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キーマップを変更して保存します。
.keymapファイルからカスタマイズする場合
以下のステップでカスタマイズした.keymapファイルでpoached-eggsのキーマップを書き換えることができます。
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ご自身のアカウントでGitHubにログインし。poached-eggsのconfigリポジトリをフォークします。
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.keymapファイルを自分の好みに編集してください。(/config/boards/shields/poached_eggs/poached_eggs.keymap)
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リポジトリが更新されると、GitHubActionsを使ったビルドが自動で行われます。
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画像のようにActionsから最新のビルドを選択し、firmwareをダウンロードします。
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ビルド結果をダウンロードしたら、poached-eggsに書き込みを行います。
まずは左手側デバイスからpoached-eggsを接続しましょう。USB-TypeCケーブルでPCに接続してください。
(USBハブなどを使って間接的にPCに接続すると認識されない場合があります。)
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接続したらリセットスイッチを2回押してください。以下の画像で赤丸で囲った部分にスイッチがあります。
定規などの細長いもので2回押します。
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poached-eggsが接続されると、XIAO-SENSEというドライブが認識されます。
ダウンロードしたファイルのうちpoached_eggs_left-seeeduino_xiao_ble-zmk.uf2
という名前のファイルをドライブにコピーしてください。
書き込む際にエラーが表示されることがありますが、たいていの場合は問題なく書き込みが完了しています。
詳しくはこちら。
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同様にして右手側デバイスにpoached_eggs_right-seeeduino_xiao_ble-zmk.uf2をコピーしてください。
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以上でキーマップの変更は完了です!
フレームの取り替え方
以下の図のように、フレームとアルミプレートを6本のネジで固定しています。
6本のネジを全て外すと全体を分解することができます。
再度組み立てるときは、ボトムプレートとフレームのネジ穴がうまく合うように全体を重ねて、再度ネジで固定してください。
フレームの穴に基盤の端子部分をはめる必要があるため注意してください。